兵庫県知事選をめぐる記者会見での自身の机を叩くなどのふるまいについて、兵庫県相生市の谷口芳紀市長は22日、「大変不愉快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪しました。
相生市の谷口市長は、選挙期間中の14日、稲村和美さんを支持する有志の市長らとともに出席した記者会見で、強い口調で机を叩くなどした様子がSNSなどで拡散しました。
市役所には記者会見後に約800件の苦情の電話やメールがきているということです。
谷口市長は22日会見を開き「大変不愉快な思いをさせてしまい心からお詫び申し上げたい」と自身の行動を謝罪しました。
そのうえで「私も政治を長くやっているので、選挙になると気持ちが昂ってしまって机を叩いてしまった」と話しました。
一方、普段の執務でも机を叩くようなことはあるのかという記者からの質問に対し「今までを思い返しても、そのようなことは全くない」と否定しました。
谷口市長は26日の市長懇談会の際に、再選した斎藤知事に直接謝罪をしたいとしています。