家庭から出た廃食油が、航空機の燃料に生まれ変わります。
堺市は持続可能な社会に向けて、コスモ石油などと「廃食用油の資源化促進に関する協定」を締結し、22日からイオンモール堺鉄砲町で家庭の使用済み食用油の回収を始めました。
回収された食用油はコスモ石油の堺製油所に運ばれ、通常の燃料と比べて約8割の二酸化炭素削減が期待される持続可能な航空燃料「SAF」に生まれ変わります。
商用規模で利用される「SAF」の生産は国内で初めてだということです。
年間約3万キロリットルの生産を目指していて、来年から旅客機などへの供給を開始する予定です。