女性との性的関係をめぐり和解が報じられた岸和田市・永野市長について、所属する大阪維新の会の吉村代表は28日、綱紀委員会を立ち上げたと明らかにしました。
女性の代理人弁護士によりますと、岸和田市の永野耕平市長は2019年に大阪府内の女性と知り合い、2021年まで複数回にわたって性的な行為を強要したとされ、14日付けで永野市長側が「解決金500万円を支払い、女性に謝罪すること」などを条件に和解が成立したということです。
これを受け28日夜、フランスから帰国した大阪維新の会の吉村代表と横山代表代行が取材に応じ、党所属である永野市長の問題をめぐり「綱紀委員会」を28日付で立ち上げたと明らかにしました。
(吉村代表)「政治的な立場を利用したのではないかと報道もありますので、この点は我々も確認しないといけない」
吉村代表は、「事実関係は把握していない」とした上で今後、本人から詳細を聞き取る考えを示しました。
永野市長は2018年、維新の公認を受けて初当選し、現在2期目です。