大阪府高槻市の市立中学校で女子生徒がいじめがあったと訴え、学校側にいじめの認定や対策委員会の設置を求めています。
女子生徒の母親によりますと、高槻市立中学校の女子生徒は2021年、グループから無視をされるなどのいじめを受け、体重が45キロから26キロまで減る摂食障害となり入院したということです。
女子生徒側は、いじめ対策委員会の設置を何度も求めていますが、学校側は「事実の固定ができない」などとして応じていません。
女子生徒側は「いじめ防止対策推進法」に反するとして、引き続き「いじめ」の認定や調査を求めています。
(生徒の母親)「(娘は)朝起き、食事を楽しみ、お風呂に入り、夜ベッドで寝るといった、当たり前の人間らしい普通の生活ができていません」
高槻市教育委員会は「当時調査を尽くすと共に、当該生徒への学習支援など丁寧に取り組んできた」としています。