京都の南座で、歌舞伎公演「吉例顔見世興行」が始まりました。出演予定だった片岡愛之助さんは、舞台稽古の際の事故であごと鼻を骨折し、当面、休演となっています。
吉例顔見世興行は、京都に年の瀬の訪れを告げる恒例の公演で、東西の歌舞伎俳優が一堂に会します。
今年は昼の部で、オペラの名作「蝶々夫人」を題材にした新作歌舞伎も上演されます。
片岡愛之助さんが1人で5役を演じ分ける五変化が見どころの演目も上演予定でしたが、29日の稽古中に舞台装置と接触し上あごと鼻の骨を折るけがをしたため、当面、休演すると発表されました。
出演予定だった2つの演目には、代役が立てられるということです。
公演は22日に千秋楽を迎えます。