小林製薬は、株主である香港の投資ファンドから、臨時株主総会の開催などを求める株主提案を受けたと発表しました。
小林製薬によりますと、香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」から、紅麹サプリメントによる健康被害問題の再調査のための調査者の選任と、新たな社外取締役3名の選任を求める臨時株主総会の開催提案を受けたということです。
「オアシス・マネジメント」は小林製薬の株式を11月19日現在で7.54%保有する大株主で、「紅麹問題について、現経営陣のみに抜本的改革を委ねることはできず、信用回復を目指して全般的な調査と検証を行うため、調査者と新たな取締役を選任する臨時株主総会の開催を求める」としています。
小林製薬は今後、取締役会で慎重に検討し、方針が決まりしだい、公表するということです。