生後2カ月の長男の口におしりふきを押し込んで呼吸困難にさせた傷害の罪に問われている男の初公判があり、男は起訴内容を一部否認しました。
起訴状によりますと、東宗也被告(29)は9月、自宅で当時生後2カ月の長男の口におしりふきを押し込んで呼吸を困難にさせ、低酸素脳症にした傷害の罪に問われています。
奈良地裁で始まった初公判で被告は「おしりふきを入れたことは間違いありません。しかし、傷つけようと思って入れたのではありません」と起訴内容を一部否認しました。
検察は、長男が泣き続けていたため「被告は、おしりふきを入れたら長男が静かになると考えた」と指摘しました。
弁護側は、被告が「口におしりふきを入れたのは長男に泣き止んでほしいという気持ちからで、傷害を負わせるつもりはなかった」と主張しました。