女性との関係をめぐり、解決金500万円を支払って和解したとされる大阪府岸和田市の市長について、所属する大阪維新の会は4日、綱紀委員会を開き、処分が「離党勧告」に決定したと発表しました。
女性側の代理人弁護士は先月28日に開いた会見で、永野市長は府内の女性に対し1年半にわたり複数回性的関係を強要したとして提訴され、500万円の解決金の支払いなどの条件で和解したとしています。
この問題を受け、選挙で公認した大阪維新の会は4日、処分方針などを決める綱紀委員会を開きましたが、永野市長から前日の3日に「出席しても話できません。これまで以上の話はありません」という文書と離党届が本部に届き、本人に聴取できなかったということです。
(杉江幹事長)「我々もしっかり説明してほしいと。ただ、いまのこの状態で除名というところまでは判断できない」「相手方から出てるような事実がある中で、それが事実でないのであれば『事実でない』といった、説明を果たすのはどんな立場でも必要なのかなと思います」
大阪維新の会は、8日までに永野市長から納得できる説明がない場合は、除名にする方針です。