採用面接に来た男性の住民票を不正利用し、運転免許証を取得したとして、運送会社役員の男が逮捕・送検されました。
道交法違反や有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕・送検されたのは、東大阪市の運送会社役員・堀古賢二容疑者(66)です。
堀古容疑者は自身の会社の採用面接に来た50代男性の住民票を不正利用し、去年10月、男性名義の免許証を不正に取得した疑いが持たれています。
警察によりますと、堀古容疑者は過去の交通違反などで2026年まで免許証を取得できない状態でした。面接に来た男性が免許証の取得歴や取得の予定がないことを知り、男性の住民票を使ってこの男性になりますして教習所に通うなどし、自身の写真のついた男性名義の免許証の交付を受けたということです。
警察の調べに対し、堀古容疑者は「無免許運転をするために取りました」と容疑を認めています。
今年10月、「堀古容疑者が無免許運転をしている」という内容の匿名の通報を受け、警察が捜査していました。