兵庫県警が12月中に、NHK党・党首の立花孝志氏を任意で事情聴取することが捜査関係者への取材でわかりました。
兵庫県議会の奥谷謙一県議は、県知事選挙に立候補した立花氏に「SNSで虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられた」として11月下旬、名誉毀損の疑いで立花氏を刑事告訴しました。
この問題について捜査関係者によりますと、兵庫県警は12月中に立花氏を県警本部に呼び任意で事情聴取するということです。
奥谷県議は、斎藤元彦知事を告発する文書を検証する百条委員会で委員長を務めています。
奥谷県議は、立花氏が「知事のパワハラ疑惑を告発した職員が死亡した原因について、奥谷氏が圧力をかけて隠蔽した」といった虚偽の内容をSNSなどに投稿し自身の社会的名誉が大きく損なわれたとしています。
一方、立花氏は16日、自身のSNSで、県警捜査2課から呼び出しを受けたと明かしたうえで、「名誉を棄損していることは分かっているが、真実相当性があれば問題ないので、兵庫県警に行って、弁明しようと思う」などと話しています。