兵庫県知事選をめぐる刑事告発が、捜査機関に受理されていたことが分かりました。
斎藤知事が再選を果たした兵庫県知事選をめぐっては、PR会社の代表がネットに「広報全般を任せていただいた」などと投稿し、公職選挙法違反の可能性が指摘されていました。
郷原信郎弁護士と上脇博之教授は12月1日付で、斎藤知事とPR会社代表について、神戸地検と兵庫県警に刑事告発していました。
これについて、神戸地検と兵庫県警がともに告発状を受理したことが16日、郷原弁護士への取材で分かりました。
郷原弁護士は、「政治家の事件を受理しないことが多い中、異例の早さで受理していただいた」とコメントしています。
斎藤知事はこの問題について、「公職選挙法に違反するようなことはないと認識している」とのコメントを繰り返しています。