来年で、阪神淡路大震災から30年となるのを前に、神戸の子どもたちが描いた震災をテーマにした絵本が発売されました。
絵本「ぼくのたんじょうび」は、震災の日に生まれた男性の実話で、被災しながらも懸命に出産する母親と、寄り添う父親の姿などを通じて、命の尊さや助け合いの心が描かれています。
描いたのは、神戸の絵画教室「アトリエ太陽の子」の震災を知らない子どもたちで、2年半かけて完成しました。
(アトリエ太陽の子 主宰・代表 中嶋洋子さん)「子どもたちが、未来の子どもたちに阪神淡路大震災を描きました。この本をみて命の尊さを話しあってほしい」
「ぼくのたんじょうび」は、ジュンク堂書店・三宮店や西宮店など4店舗で販売されています。