5月の逆走事故でタクシーを運転していた男性を書類送検しました。
過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、京都市の元タクシー運転手の男性(73)です。
男性はことし5月、京都市中京区の府道でタクシーを少なくとも300m逆走させ、乗用車3台と次々に衝突し、運転していた20代から60代の3人に重軽傷を負わせた疑いが持たれています。
この事故でタクシーを運転していた男性も首の骨などを折る重傷を負いました。
警察によりますと、当時、タクシーに客は乗っておらず男性からアルコールや薬物は検出されませんでした。
男性は警察の調べに対し容疑を認めている一方で、逆走した当時の状況については「あまり覚えていない」と話しているということです。