ＪＲ西日本は１８日、２０２９年度に北陸新幹線の一部区間で自動運転を開始すると発表しました。
ＪＲ西日本によりますと、北陸新幹線で導入予定の自動運転システムは、出発と緊急停止の操作は運転士が担いますが、速度制御と停車は自動で行います。
この結果、運転士はより安全確認に注力できるようになるほか、システムによるばらつきのない省エネ運転により、５％から１０％程度、電力消費量の削減が期待できるということです。
ＪＲ西日本はＪＲ東日本と共同で自動運転システムの開発を進めていて、まずは２０２９年度に北陸新幹線の敦賀駅から金沢駅の間での実用化を目指しています。