大阪府岸和田市の市議会が永野耕平市長に対し不信任決議案を提出することがわかりました。
20日の議会に提出するということです。
大阪府岸和田市の永野耕平市長は先月、女性との性的関係をめぐり、解決金500万円を支払って和解が成立していました。
永野市長は6日、「女性と不倫関係にあった」と謝罪しましたが、性加害については否定しています。
これを受け、永野市長が所属していた大阪維新の会は離党勧告処分としていて、永野市長は8日付けで離党しています。
9日から始まった市議会で永野市長は改めて性加害を否定し、市長続投を表明していましたが、市議会側が「永野市長の本会議出席を拒否する」申し入れを行い、市長不在で議会が開かれるという異例の事態となっていました。
不信任決議案によりますと、議会に対しては「秘匿」を繰り返したのに所属する政党には一転して不倫関係を認めるなど、議会に対する説明を怠るなどしたことが、不信任に至った理由だということです。
議員の3分の2が出席し、出席者の4分の3が賛成すれば可決となりますが、議案の提出者と賛成者があわせて19人いるため、可決される見通しです。