5日未明、大阪市内の高速道路上で、あおり運転をして車を道路上に停止させたなどとして44歳の男が逮捕されました。
道路交通法違反(妨害運転)の疑いで逮捕されたのは、大阪府南河内郡河南町の自称・電気工事業、生駒啓容疑者(44)です。
生駒容疑者は5日午前2時ごろ、阪神高速環状線を車で走行中に、府内に住む50代の男性が運転する車を、大阪市浪速区から中央区までの約3キロにわたって追いかけた上、3回前方に割り込んで減速し、高速道路上に停車させた疑いがもたれています。
警察によりますと、生駒容疑者の車が高速道路の中央線付近に停車していて、被害者の男性がクラクションを鳴らしたところ、生駒容疑者が激高したとみられるということです。
また、生駒容疑者は車を停止させたのち、車に積んであった廃材の金属製のパイプを投げつけたということです。男性にケガはありませんでした。
警察の調べに対し、生駒容疑者は「そういったことがあったかどうか覚えていない。相手にやられたからやり返しただけです」などと容疑を否認しているということです。