きょう21日は冬至です。大阪市西成区の神社で、無病息災を願い蒸したカボチャが振る舞われました。
冬至の21日、大阪市西成区の生根神社で「こつま南瓜祭り」が催され、境内はあずき入りの蒸しカボチャを求める参拝者で賑わいました。
江戸時代の食糧難の際、栄養価が高くかつ保存がきくカボチャを食べて飢えをしのいだことに始まったとされ、1年で最も日が短く寒さの厳しい「冬至」に無病息災を願うお祭りとして地域に定着しました。
(参拝者)「冬至はカボチャを食べるのが毎年のことなんで。これで1年すんだかなっていう気になるし、また新しい年を迎えようかなと」
カボチャはやる気や健康をよみがえらせると言い伝えられていて、宮司は「カボチャを食べて元気な体で新年を迎えてほしい」としています。