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京都府内のインフルエンザ過去最多 コロナ後の集団免疫低下が原因? 1医療機関あたり平均54・88人

ABCニュース 2025年1月8日 16時17分

 京都府内で先月29日までの1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、過去最多を更新しました。

 京都府などは、インフルエンザの感染動向を把握するため、定点医療機関に選んだ125の医療機関から感染者数の報告を受けています。

 府などによりますと、このうち先月23日から29日までの1週間では、1医療機関あたりの平均感染者数が54・88人となり、現在の集計方法となった1999年以降で最も多くなりました。これまでの最多は、コロナ禍前の2019年の51・21人でした。

 先月29日までの1週間では、府内の42の学校で学級閉鎖がありました。感染拡大の要因としては、コロナ禍で流行が沈静化し、集団免疫が低下したことなどが考えられるということです。

 府などは、学校の新学期が始まり、集団での行動が増えることで今後、感染がより拡大する恐れがあるとして

・石けんによる手洗い

・外出時のマスクの着用

・十分な休養と栄養をとる

など、感染対策を徹底するよう呼びかけています。

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