京都府のインフルエンザ感染者数が集計開始以来、過去最多となりました。
京都府などは、インフルエンザの感染動向を把握するため、定点医療機関に選んだ125の医療機関から感染者数の報告を受けています。
このうち、先月23日から29日までの1週間では、1医療機関あたりの平均感染者数が54.88人となり、現在の集計方法となった1999年以降で最も多くなりました。警報基準を超えた前の週と比べて、感染者数が約1.5倍に増えたということです。
府などは、学校の新学期が始まり、集団での行動が増えることで感染がより拡大する恐れがあるとして、手洗いやマスクの着用、十分な栄養摂取など感染対策を徹底するよう呼びかけています。