照明の近くに置かれた書類から、火が出た可能性があります。
12日正午すぎ、大阪府庁の地下1階にある書類庫で火災があり、火は3時間ほどで消し止められましたが、天井付近約5平方メートルが焼けました。けが人はいませんでした。
火事の詳しい原因は、警察と消防が調べていますが、13日に現場を視察した吉村知事は、非常用照明の近くにあった書類から出火した可能性が高いと述べました。
(吉村洋文知事)「非常用電源の照明器具とほぼ接するような形で書類を置いてはいけませんので、書類の管理のあり方が問題だと思います」
12日は電気設備の年に1度の点検日で、庁舎全体で非常用照明が点灯していました。
府は全ての部屋で、照明と書類との距離を速やかに確認し、再発防止に努めるとしています。