女子児童ら10人に対し性的暴行をしたなどの罪に問われた男が、初公判で起訴内容を認めました。
元病院職員の柳本智也被告(28)は、2016年から2022年までの間、大阪府内に住む女子児童ら10人に対し「黙らな殺すぞ」などと脅し、性的暴行するなどした罪に問われています。
14日大阪地裁で開かれた初公判で柳本被告は、1人の女子児童に対する事件について起訴内容を認め、「精神的な苦痛を与えたことを申し訳なく思います」と謝罪しました。
検察側は冒頭陳述で、柳本被告が被害者の行動を約1カ月半前から確認し、留守番中のときを狙って犯行に及んでいたと主張しています。
弁護側は冒頭陳述で、柳本被告が全ての事件について罪を認めていると明らかにし、事実関係に争いはなく量刑が争点になります。