兵庫県内などで開催された競泳大会で、水着姿の女性選手を赤外線透過フィルタが装着されているカメラで盗撮するなどしたとして、53歳の漁師の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影や児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されたのは、兵庫県南あわじ市に住む漁師の三宅規正容疑者(53)です。
三宅容疑者はおととし7月から去年7月の間に、兵庫県明石市や岡山県玉野市の海水浴場で開催された4つの競泳大会で、11歳の女児2人を含むあわせて8人の女性選手の水着姿を赤外線透過フィルタが装着されているカメラで盗撮した疑いがもたれています。
警察によりますと去年7月、兵庫県洲本市の海水浴場で「客の水着を盗撮しているのでは」との通報受け、その場にいた三宅容疑者を任意で取り調べたところ、三宅容疑者のSDカードから水着が透けた写真が見つかり、事件が発覚したということです。
警察の調べに対し三宅容疑者は「水着を透かして撮影する赤外線透過フィルタ付きのカメラで撮影したことに間違いありません」と容疑を認めています。
また、盗撮の目的については「性的欲求を満たすため」と話しているということです。