広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏が地域政党「再生の道」の設立を発表したことを受け、日本維新の会・吉村洋文代表は「面白いと思う。維新から出たい候補者がいれば両立可能」と連携の可能性について言及しました。
石丸氏は１５日、東京都内で会見を開き、今夏の東京都議会議員選挙に向け自身が代表を務める地域政党「再生の道」を立ち上げたと発表しました。
党の唯一のルールとして任期の上限を２期８年とし、その条件を守れば「他党との掛け持ちも認める」としています。
石丸氏の地域政党について記者団に問われた日本維新の会の吉村代表は「期数制限をして政治家が固定化するのを防ぐというのは本当に面白い。覚悟を決めて政治をやるというのは我々とも近しい」などと話しました。
連携のあり方については「石丸氏が都知事選に出ていた時、多極分散の国家を目指したいと。そういった意味から維新であり、石丸新党であり、という可能性はあり得る。２期という期限を区切って維新から出たい候補者がいれば両立可能」との考えを示しました。