阪神淡路大震災から17日で30年を迎えるのを前に、犠牲者らの名前を刻む銘板に新たに2人が追加されました。
神戸市の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」には阪神淡路大震災の犠牲者らの名前が刻まれていて16日には2人の名前が追加されました。
新たに加わったのは被災後に疲労や過酷な環境から体調を崩して亡くなった清水豊子さん(当時45)と自宅の下敷きとなり亡くなった松久保愛香さん(当時20)です。
(清水豊子さんの弟芳春さん)「30年経ったわけですが、まだまだ私の心には姉がおられるような気がして姉も自分の無念を消化できたというか。少し晴れやかな気持ちではあります」
名前が刻まれた人の数はこれで5070人となりました。