インターネットで中傷されたとして、こども園運営法人などが和歌山県警元警視に賠償を求め、提訴しました。
訴えによりますと、和歌山県警の警視だった男性は、おととし2月から5月にかけ、交際相手が勤めていたこども園のインターネット上の口コミ欄に、「子供や従業員よりも利益が優先」、「パワハラ三昧で最低」などと虚偽の内容を投稿し、運営する和歌山市内の社会福祉法人と、園を統括する女性の名誉を毀損したとされています。
(認定こども園を統括する原告女性)
「身に覚えのない一方的な誹謗中傷のクチコミに大変傷つき、苦しみました」
原告側は、口コミ投稿後に保護者らから問い合わせを受けるなど信用を毀損され、統括の女性は体調を崩して現在も治療を受けるなど、損害を被ったと主張。
660万円の賠償を求めています。