大阪・関西万博に出展するイタリアは16日、約1900年も前に作られた彫刻像を、パビリオンで展示すると明らかにしました。
イタリアパビリオンで展示されるのは、2世紀に作られた大理石の彫刻像「ファルネーゼアトラス」です。
ギリシャ神話の神「アトラス」が天球儀を肩に担ぐ力強い像で、高さは2メートル、重さは2トンあります。日本での展示は初めてだということです。
また、イタリアの巨匠「カラヴァッジョ」が17世紀初頭に描いた名画「キリストの埋葬」も展示され、間近で見ることができると言います。
イタリアパビリオンは「芸術は命を再生する」をテーマにしていて、オペラの上演やオーケストラによる演奏、サスティナブルな素材を使ったファッションショーも開かれる予定です。