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「弟2人の分も生きて伝える」阪神淡路大震災から30年 忘れられないあの日の記憶…鎮魂の祈りに包まれる神戸・東遊園地

ABCニュース 2025年1月17日 12時36分

 地震発生時刻に多くの人が集まった、神戸市の東遊園地には「よりそう」という文字がかたどられています。

訪れた人からは忘れられない震災の記憶が語られました。

(横浜市在住 神戸・須磨区で両親を亡くす)

「火葬の順番を待っている間、亡くなった父と母をみていたのが、すごくつらかった」

(37歳 長田区で弟2人を亡くす)

「(家の下敷きから)助けられないまま2人とも。火事がまわってきて。弟2人の分も生きて、震災を伝えていくのも大事」

(東灘区で被災)

「当時私は高校生だったんですけど、一瞬で日常が奪われてしまって、すごく早かったような長かったような30年でした」

(80代女性 母と兄を亡くす)

「私も(亡くなった当時の)母と同じ年になってきたから、受け入れないといけないんだけど…」

 今朝、会場には入りきらないほど多くの人が訪れました。30年目も変わらず鎮魂の祈りに包まれました。

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