地震発生時刻に多くの人が集まった、神戸市の東遊園地には「よりそう」という文字がかたどられています。
訪れた人からは忘れられない震災の記憶が語られました。
(横浜市在住 神戸・須磨区で両親を亡くす)
「火葬の順番を待っている間、亡くなった父と母をみていたのが、すごくつらかった」
(37歳 長田区で弟2人を亡くす)
「(家の下敷きから)助けられないまま2人とも。火事がまわってきて。弟2人の分も生きて、震災を伝えていくのも大事」
(東灘区で被災)
「当時私は高校生だったんですけど、一瞬で日常が奪われてしまって、すごく早かったような長かったような30年でした」
(80代女性 母と兄を亡くす)
「私も(亡くなった当時の)母と同じ年になってきたから、受け入れないといけないんだけど…」
今朝、会場には入りきらないほど多くの人が訪れました。30年目も変わらず鎮魂の祈りに包まれました。