阪神淡路大震災から30年を迎えたきょう17日、神戸市では防災科で学ぶ高校生らが災害への備え方を学べる迷路を展示しました。
神戸市で開かれた「ひょうご安全の日のつどい」では、地元の学校や企業が参加し、防災に関するメッセージなどを伝えるブースが設置されました。
全国で初めて防災専門学科が設置された兵庫県立舞子高校の1年生は、防災に関するクイズを解いて進む迷路を作り、地元の子供らに災害への備え方を伝えました。
(参加者)
「楽しかった!」
(環境防災科1年生・今井奏大さん)
「防災について学ぶとなると、堅苦しいイメージがあると思うので、楽しく学んでもらえたら私たちもうれしいです」「周りの人に少しずつ広めていくことで、助かる命が増えてくれればいいなと思います」
舞子高校は今後も、生徒らがイベントやボランティアを通して防災を伝える活動を続けるとしています。