世界遺産の二条城では、かつて将軍が使ったともいわれる二の丸御殿の「帳台の間」が新春にあわせて、特別に公開されています。
「帳台の間」は、二の丸御殿で江戸幕府の将軍が公式な対面の場として使った大広間に隣接する14畳ほどの部屋です。
「武者隠し」とも呼ばれ、将軍が大名や公家と会う際に一度この部屋に入り、襖を開けて大広間に入っていたという説があるということです。
きらびやかな狩野派の障壁画は、明治維新後に二条城が皇室の離宮となった際に京都御所から移されました。
普段は非公開で、一般公開されるのは初めてです。
「帳台の間」の特別公開は、今月27日までです。