１８年前の加古川女児殺害事件 海に捨てられた？凶器を潜水作業で捜索 兵庫・播磨町

　１８年前に兵庫県加古川市で、小学２年の女の子が刃物で刺され殺害された事件で、警察が海に捨てられたとされる凶器の捜索を始めました。

　兵庫県警による捜索は午前１０時すぎから、播磨町の新島の海岸で約８０人体制で実施されています。

　勝田州彦容疑者（４６）は２００７年、加古川市で自宅の玄関に向かおうとした小学２年の女の子を刃物で刺し、殺害した疑いで逮捕されています。

　勝田容疑者は逮捕前の任意の調べで「凶器は捨てた」という趣旨の供述をしていて、警察は本人の説明から海中を機動隊員による潜水作業により捜索しています。

　警察は、殺人未遂容疑で逮捕した２００６年のたつの市の事件についても、本人の説明に基づいて姫路市の海中を捜索していますが、凶器は見つかっていません。