和歌山県の高校で一足はやい卒業式がありました。
和歌山市の近畿大学附属和歌山高校では、本格的な受験シーズンが始まる前に3年生が全員そろって卒業を迎え、大学入試に専念できるよう、毎年この時期に卒業式が行われています。
午前10時に始まった式では、卒業生330人全員の名前が読み上げられ、生徒の代表に学校長から卒業証書が手渡されました。
学校長は「逆境は成長できるチャンス。立ち向かう勇気を持ってもらいたい」と言葉を贈り、卒業生代表が「ここで得た力を信じ、挑戦し続けることを誓います」と述べました。
生徒たちは卒業後も、大学入試に向けた補習授業や個別指導を受けるため、3月末まで登校するということです。