住友商事や名古屋大学などは、ロボットを使った高齢のドライバー向け運転支援サービスの実証実験を行いました。
シャープが2016年に開発した、歌って踊れるコミュニケーションロボット「ロボホン」が、助手席から交差点を知らせたり、スピードの出しすぎに気付かせたりしてくれます。良い運転をしていると褒めてくれます。
(ロボホン)「今の一時停止でちゃんと止まれたね」
(ドライバー)「ありがとうね、ロボたん」
同乗者がいると事故率が下がるという「同乗者効果」を利用した取り組みで、運転後には、クラウドに送られたデータから自分の運転の振り返りもできるということです。
(ドライバー)「安心与えるわな。(一時停止などに)ウッと気付くんちゃう?」「補助者みたいなもんやな」「楽しいやろな、あれいてたらな」
ロボホンの運転支援サービスは、全国の公道での実証実験を経て、来年度中に実用化される見込みです。