事故が起きた踏切の撤去を始めました。
おととし4月、京都府舞鶴市にある京都丹後鉄道・宮舞線「下由里踏切」で、電動車いすに乗って渡っていた男性(当時86歳)が普通列車にはねられ死亡しました。
この踏切には警報機や遮断機がなく、見通しも悪かったことなどから、事故を調査した国の運輸安全委員会が危険性を指摘していました。
鉄道会社は地元住民らとの協議を経て踏切の廃止を去年決定し、24日午前から撤去を開始しました。
(地元住民)「しかたないと思っています。安全第一、最近踏切で事故も起きてますからね」
工事は25日未明に終了し、始発列車が通過するまでには撤去が完了する見込みです。