兵庫県養父市で、27日から自動運転バスの実証実験が始まるのを前に、出発式が行われました。
自動運転バスは養父市のJR八鹿駅とスーパーの間の4キロを時速約19キロで結び、27日から1日4便を運行し、運賃は無料です。
実証実験は、自動運転の5段階レベルのうち下から2番目の「レベル2」で、オペレーターが監視した状態でハンドルやブレーキ操作を自動化します。
車体には21個のカメラが搭載され、バス周辺の人や車など対象物を検知します。
養父市は将来、完全自動運転を行う「レベル4」を目指していて、バスの運行がなかった市内の地域で公共交通を確保したいとしています。