大阪府岸和田市の永野耕平市長が議会を解散したことに伴う市議会議員選挙が26日告示され、定数24人に対し29人が立候補しました。
午前8時半から受付が始まった岸和田市議会議員選挙は定数24人に対し、前職23人、新人6人の合わせて29人が立候補を届け出ました。
岸和田市の永野市長は性的関係を巡り女性から提訴され、解決金500万円を支払うことなどで和解しています。
その後、女性との関係は「不倫」だったと説明する市長に対して、岸和田市議会は去年12月、「説明責任を果たしていない」などとして不信任決議を可決しました。
これに対し、永野市長は「しっかり説明責任を果たしてきた。不信任決議に大義はない」として議会を解散しました。
不信任決議案に賛成した20人はいずれも立候補しています。
解散後、初めての議会で、再び不信任決議案が提出された場合、3分の2以上の議員が出席し過半数が賛成すると市長は失職します。
投開票は2月2日です。