兵庫県内の踏切で死亡事故が続いていることを受け、県警や鉄道会社などが再発防止のための意見交換を行いました。
27日、兵庫県警が開催した意見交換会には、JR西日本や山陽電鉄など、県内を走る鉄道会社のほか国土交通省の担当者らも参加しました。鉄道各社が、それぞれの事故対策の内容を共有したということです。
県内では、先月29日から今月9日までに3件の踏切死亡事故が発生。山陽電鉄・西舞子駅近くの踏切では、中国籍の女性2人が誤って踏切の中で信号待ちをした際に列車にはねられたとみられています。
目の前の道路と踏切の間が極端に狭いなど、構造上の問題が指摘されており、兵庫県警は鉄道各社が意見を出し合い、対策に繋げてほしいとしています。