先月、大阪市住之江区の小学校に侵入したとして、区内の会社員の男が逮捕・起訴されました。男は保護者を装い侵入し、男子児童の体操服などを狙い盗みを繰り返していたとみられています。
警察によりますと、建造物侵入の罪で起訴されたのは、会社員の石川浩志被告(37)です。
石川被告は去年12月13日、住之江区内の小学校に侵入したところ職員に見つかり、通報を受けた警察が石川被告を逮捕したということです。
警察が石川被告のスマートフォンを確認したところ、体操服姿の小学生の写真が見つかったといいます。
その後の捜査で警察は、石川被告がおととし5月から去年12月までの間、小学校に侵入し男子児童の体操服や制服などを狙い窃盗を繰り返していたとして、27日までに7つの事件で石川被告を送検しました。
石川被告は、忘れ物を届けに来た保護者になりすまして正門から侵入し、児童がいない教室を物色したとみられています。
石川被告は、警察の調べに対し、「男の子に興味があって、体操服を欲しいと思うようになった」「体操服は触ったり着たりしていた」などとしています。