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小1男児がプールで溺死 学童クラブの元園長に執行猶予付き有罪判決 大津地裁

ABCニュース 2025年1月27日 16時55分

 小学生がプールで溺死した事故で、学童クラブの元園長に有罪判決です。

 2023年7月、滋賀県長浜市のプールで学童クラブの活動中だった小学1年の男児(当時6歳)が溺れて死亡しました。

 学童クラブの元園長・大谷琢央被告(50)は、事前に児童らの身長や遊泳能力を把握しないなど事故を防止するための注意義務を怠ったとして、業務上過失致死の罪に問われています。

 これまでの裁判で大谷被告は起訴内容について「間違いありません」とし、争わない姿勢を示していました。

 大津地裁は27日の判決で、「実効的な監視体制を構築しないまま、被告人自身も慎重な監視を怠った。被告人の過失の程度は大きい」と指摘しました。

 一方で、「反省の態度を示し、職を辞していることなどから、酌むべき事情も認められる」として、禁錮1年6ヵ月、執行猶予4年を言い渡しました。

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