世界文化遺産の登録へ「飛鳥・藤原の宮都」が推薦されます。
奈良の「飛鳥・藤原の宮都」は、飛鳥宮跡や高松塚古墳など19の文化財で構成され、古墳時代の終わりから、中央集権体制による国づくりが誕生した過程を示しています。
奈良県と県内3つの自治体が、すでに推薦書の素案を文化庁に提出していて、政府は28日、来年の世界遺産登録に向け、ユネスコに正式版の推薦書を提出することを決めました。
(明日香村 森川裕一村長)「本当にうれしいというのが本音です。本当にうれしい。(就任した)最初の時から『世界遺産登録をとりたい』ということを申し上げて、知事あるいは市長さん方と一緒に取り組んできました」
今週中に推薦書がユネスコに提出され、来年の世界遺産委員会で登録するかどうか審議される予定です。