南海トラフ地震の被害想定を見直すための検討委員会が設置されました。
和歌山県では2014年度に、南海トラフ地震の被害想定を公表し対策を進めてきました。しかし、策定から10年以上になるため想定を見直すこととし、29日、有識者6人からなる検討委員会を立ち上げ、初会合を開きました。
会合では、今後の検討内容について話し合われ、県は専門家の意見を聞き、新たな災害のシナリオ作成や防災における課題の整理や対策について議論を重ねていくとしています。
南海トラフ地震の被害想定については国も見直しを進めていて、県は能登半島地震のケースも踏まえて、来年度中に新たな被害想定をとりまとめる予定です。