奈良県の山下真知事は30日、五條市の「大規模広域防災拠点」に設置する予定だった「メガソーラー」について、当初計画していた大規模な施設を断念したことを明らかにしました。
山下知事は「市の条例で定められている大規模なメガソーラーを建設するために必要な、地元の同意が得られない」と話していて、今後は地元の同意が不要な、より小規模なソーラー施設の設置を目指すとみられます。
五條市のメガソーラー計画を巡っては、地元や議会で反対の声が相次ぎ去年、県議会で戦後初の「再議」となるなど、計画が再検討されてきました。