埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故が起きたことを受けて、兵庫県も31日から緊急点検を始めました。
国土交通省は、1日の最大処理量が30万立方メートル以上の処理場に接続する、直径2メートル以上の下水道管を点検するよう、兵庫県を含む7都府県に要請しています。
兵庫県尼崎市の武庫川の左岸の河川敷では、31日午後4時ごろから担当者がマンホールのふたを開け、下水道管の内部に破損やひび割れなどがないかを目視で調べていきました。
兵庫県によりますと、県内では武庫川下流浄化センター(兵庫県尼崎市)、原田処理場(大阪府豊中市)の2つの処理場が対象となり、接続する直径2メートル以上の下水道管の延長は、約40キロメートルに(39.8キロ)及びます。