埼玉県八潮市で28日、下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故が起きたことを受け、大阪府は31日夜から下水道管の緊急点検を始めました。
31日午後11時すぎ、大阪府門真市の国道交差点で、担当者がマンホール内に入り、水が正常に流れているか、腐食がないかなどを確認しました。
国土交通省は、1日の最大処理量が30万t以上の処理場に接続する直径2m以上の下水道管を点検するよう、大阪府など7都府県に要請しています。
大阪府によりますと、府内の緊急点検の下水道管の延長は約110kmに及び、府は点検期限の2月7日までに、約400カ所ものマンホールを開けて点検を終えられるよう調整するとしています。