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冬の風物詩「かきもち」作り最盛期 昔ながらの素朴な味わいが人気 作り手減少…一部商品は受付終了 兵庫・新温泉町

ABCニュース 2025年2月4日 7時0分

 特産の「かきもち」作りが最盛期を迎えています。

 標高の高い山間部に位置する兵庫県新温泉町の春来地区では、毎年寒さが厳しくなるこの時期に、地元の人たちが集まって「かきもち」を作っています。

 「かきもち」は地元産の「もち米」で作った餅に黒豆やエビなどを練り込んだもの。乾燥させたあと、わらで編み込み天井からのれんのように吊して、さらに乾燥させると出来上がりです。

 焼いたり揚げたりして食べる、昔ながらの素朴な味わいが人気といいます。今月上旬ごろまでに約7万5000枚が作られます。

 作り手が減っていることから、わらで編み込んだ餅は事前注文のみといい、すでに今季の注文受付は終了しています。

 わらを編んでいない餅は引き続き、注文を受けているということです。

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