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林真須美死刑囚が特別抗告 「2回目の再審請求」認めなかった高裁決定を不服として 和歌山カレー毒物混入事件

ABCニュース 2025年2月3日 19時36分

 1998年に和歌山市の夏祭り会場でカレーに猛毒のヒ素が混入され4人が死亡した事件で、殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚(63)が再審開始を認めなかった大阪高裁決定を不服として、最高裁に特別抗告しました。1月29日付です。

 林死刑囚は2021年、青酸化合物の鑑定結果を新証拠として「第三者の犯行」などと和歌山地裁に2回目の再審請求を申し立てましたが、地裁が23年に棄却。

 大阪高裁が今年1月27日、「被害者の症状はいずれも急性ヒ素中毒で、原因はカレーに混入されたヒ素と判決で認められている」として、即時抗告を棄却する決定を出しました。

 大阪高裁によりますと、林死刑囚はこの決定を不服として、1月29日付で最高裁に特別抗告したということです。

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