大阪府東大阪市の山中で切断された男性の遺体が発見された事件で、死体遺棄の疑いで逮捕・送検された男が、電車で遺体を運んだと見られることがわかりました。
大阪市中央区の無職、大木滉斗容疑者(28)は去年12月28日ごろ、大阪府東大阪市の山中に切断された男性の遺体を遺棄した疑いで逮捕・送検されました。
大木容疑者は警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めています。
警察によると、大木容疑者が遺体を入れたとみられるキャリーケースを電車で運び、近鉄額田駅で下車したあと現場まで徒歩で移動している様子が防犯カメラに映っていたということです。
また、大木容疑者に関しては先月29日、息子と連絡が取れないとして父親から行方不明届が出されていましたが、おととい和歌山県内で保護され、警察の取り調べに対し事件への関与を認めたため、逮捕されました。
警察は殺人も視野に捜査を進めています。