12歳から16歳の女子中学生や高校生3人を客に引き合わせた上、自身も加わってわいせつ行為をした不同意性交などの疑いで、奈良市に住むデリバリーヘルスのドライバー木村圭太容疑者(39)と、客の男ら3人が逮捕されました。
警察によりますと、木村容疑者は去年9月、ネットの掲示板で高校生らに小遣い稼ぎが出来ると持ちかけ、SNSなどで連絡をとりました。さらに同じ掲示板で「10代の子がいる」などと客を募って連絡してきた36歳から48歳の男3人に紹介し、大阪市内のホテルなどで1人につき1万5000円ほどの現金を渡し、自身も加わってわいせつ行為をしたとみられています。
被害にあった高校生が高価なアクセサリーをつけていることに母親が気付いて警察に相談。SNSのやりとりなどから木村容疑者が浮上し、きょうまでに4回逮捕(一部は起訴)されています。
警察の調べに対し木村容疑者は自身のわいせつ行為については一部否認しているもののおおよそは認めていて、「他人のわいせつな行為を見たかったし、自分も若い子とわいせつな行為をしたかった」という趣旨の説明をしているということです。
木村容疑者が紹介していた客は他にもいるとみられ、警察は余罪を捜査しています。