開催まで約2カ月に迫った大阪・関西万博にむけ、大阪税関は万博会場内に完成した国際博覧会出張所の開所式を開きました。
大阪・夢洲にある万博会場は、海外から持ち込まれる展示品や建築資材などの貨物について、輸入時に必要な関税などの支払いを保留した状態で展示や使用することができる保税展示場になっています。
出張所は1日に開所していて、保税展示場に持ち込まれた貨物が適正に管理されているかをチェックし、爆発物探知犬や不正薬物・爆発物探知装置などを設置してテロや密輸などの防止を図るということです。
6日の開所式では出張所の小林昌弘所長が、「歴史的な国際博覧会において、当出張所が担う責任の重さを深く自覚したうえ、職員1人1人が税関の使命遂行のために全力で取り組む所存です」と決意表明し、爆発物探知犬によるデモンストレーションも行われました。