「華道」が無形文化財に登録されたことを受けて、華道家らが京都の北野天満宮で花を奉納し、伝統文化の継承を誓いました。
北野天満宮に祭られている菅原道真は学問のほか、文化・芸能の神様としても知られています。
華道の家元「池坊」の門弟らは、神社の本殿を参拝し、紅白の梅を竹筒に丁寧に生けた後、神前に奉納しました。
(梅を生けた門弟)「華道に携わる者がひとりひとり、伝統文化を未来に継承するために頑張っていかないといけない」
花や草を生けて、自然の風景や季節などを表現する華道は、去年12月、国の無形文化財に登録されました。
境内には9日午後3時まで、門弟が生けた作品が展示されます。