京都市の神社から25万円相当の狛犬一対を盗んだとしてアルバイトの男(37)が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、京都市北区のアルバイト山口喬士容疑者(37)です。
山口容疑者は去年10月18日午前9時20分頃、京都市下京区にある朝日神明宮の拝殿内に侵入し、狛犬一対を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと、山口容疑者は「数日前にここに狛犬があることを知り、それがどうしても欲しくなった」として家に飾るため犯行におよんだということですが、「逃げる途中に狛犬を見た時、思ったよりぼろぼろだったので捨てた」と話しているということです。
狛犬は木製で全長30センチ、時価25万円相当だといいます。
近隣住民が拝殿の柵を乗り越える人物を目撃していて、近くの防犯カメラには白いビニール袋を持った人物が映っていたということです。